都会の青空の下でゴロ寝しよう♪どこまでも続く芝生はまるで緑の海原。花見も良し、敷地内のカフェも良し。卓球台だってあるんだゾ!
私は過去に池袋に住んでいたので池袋には割りと詳しいのですが、池袋にはとにかく公園が多く、緑が多い印象があります。
しかし、どの公園も昔からある公園なので老朽化が進み、公園がキレイというような印象はありません。
そんな池袋の公園のイメージですが、2016年4月にリニューアルオープンした南池袋公園はとてもキレイでしたので、今回紹介します。
南池袋公園とは?
場所はこちらです。
元々何年も前から公園があった場所ですが、近辺で工事が行われていて、ここ5年ぐらいはほどんど閉園状態でした。
そんな何もない場所にまさに都会のオアシスと言わんばかりの公園が開園しました。
見所1 全面芝生
公園の中心にある広場が全面芝生です。
公園のほどんどがこの芝生の広場が占めており、結構な広さです。
芝生という事もあり、レジャーシートを持って持って遊びに来ている人が多いです。
しかも良く手入れがされた芝生となっており、本当にキレイです。
ここでゆったりと昼寝すると気持ちいですね。
レジャーシートを広げてお酒を飲んでいる人も結構いました。
見所2 公園内にカフェテリア(ラシーヌ)がある
通常公園には自動販売機があったり、小さい売店や出店があるのが一般的ですが、ここは公園の中にカフェテリアがあります。しかもこのカフェテリア結構充実しているんです。
ラシーヌ ファーム トゥー パーク (Racines FARM to PARK) というお店ですが、ドリンクはもちろんの事、ランチ・ディナーのメニューも充実しておりとても美味しいと評判です。
メニューも安くはないですが、1000円あれば昼ごはんは食べることができます。ビールを1杯飲むと1500円ぐらいですかね。
(なのでビールは持ち込みした方がよい?)
今回は食べませんでしたが、外で焼いているチキンが美味しそうでした。
2階席とオープンテラス席もあり、お店で食べるのも良いですし、公園の広場に座って食べるのも良いですね。
このキレイな池袋南公園にマッチしているお店だと思います。
見所3 子供が遊べるところがある
都会の公園だと、人が多いこともあり、遊具が設置されていること自体少ないのですが、この公園は充実しています。
まずは、こちらのすべり台。横に長いのでみんなで遊ぶことができます。傾斜も緩やかなので、小さい子供でも遊べます。
地面がウッドチップになっているので、転んでも痛くありません。
シーソーもありました。背景にサンシャイン60が見えて、都会のど真中だということがわかります。
しかし、この公園すごい混んでますね。
そして、なかなか屋外の公園では見かけない卓球台があります!
これはレアではないでしょうか。私も公園で卓球台を見かけたのは初めてです。公園の外壁も壁面緑化がされており、とても近代的な公園だと感じます。
公園のルール
- 開園時間は8時~22時まで。夜は鍵が閉まって入れなくなります。
- ゴミはお持ち。ゴミ箱はないので持ち帰りになります。
- 公園内は火気厳禁、禁煙。喫煙する人には残念かもしれませんが、小さい子供が安心して遊ぶことができます。
火気も厳禁なのでバーベキューもダメですね。 - 広告、宣伝、物販は禁止。上野公園みたいなパフォーマーもおそらく禁止でしょう。
- 公園内に犬、猫などのペットは入れてはいけない。愛犬家には残念かもしれませんが、都会の公園ならではの制限ですね。
- まわりの人に迷惑をかけるのはいけない(大きな声で騒いだりしてはいけない)。常識の範囲でということだと思います。
- 危険な行為(サッカー、野球、ゴルフなど)は禁止。若干寂しいですが、都会の真ん中なので、たしかボール遊びは危険ですね。
- 自転車、スケボーは禁止。まあこれはそんなに広くないので、そもそも乗る人はいないでしょう。
- 鳥やネコにエサを上げない。この界隈はハトが多いので、寄り付かないようにという事だと思います。
特段厳しいルールはないと思いますが、小さい子供が遊べるように配慮したルールになっています。
また、大人も公園内でのアルコールはNGではないので、お花見やデートでも利用できそうです。
お花見のルールも分かりやすいまとまってます。桜の本数は多くないですが、芝生とゆったりと見れます。
まとめ
池袋南公園の特徴として、都会の真ん中にあること。公園内が全面芝生でキレイであること、子供が安心して遊べる公園になっていること。飲食店が公園内にあること。卓球ができること・・・等々。
良いところをあげるとたくさんありますが、一言で言うとファミリーでもデートやレジャーでも安心してつくろげて、遊べる公園です。
大都会である池袋にこんな公園が欲しかったと言わんばかりの、魅力的な公園でした。
その他
この公園には豊島区空襲犠牲者哀悼の碑があります。
記載によると、太平洋戦争中の起きた東京大空襲により豊島区は大きな被害を受け、その犠牲者が当時「根津山」と呼ばれたこの南池袋公園の一角に埋葬されたとありました。
二度と再び戦争による悲劇を繰り返ささないよう、恒久の平和を願い、哀悼の碑が建立されたみたいです。
普段日本に住んでいると、戦争の事を気にかけることは少ないですが今からわずか70年前の出来事ですので、しっかりと忘れてはいけない事実として、自分も認識し、子供にも伝えていきたいと思います。