【2025年最新】中国人観光客減少で今がチャンス!京都や空いてる穴場スポット&日本行き便減便の影響まとめ

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2025年11月、中国政府が国内航空会社に対し日本行き便の減便を指示したことで、インバウンド観光に大きな変化が起きています。しかし、これは日本人にとって「今まで混雑していた観光地をゆっくり楽しめるチャンス」でもあります。本記事では、減便指示の背景とXでの反応、そして今こそ訪れたい空いている穴場観光スポットをご紹介します。

中国政府による日本行き便減便指示の概要

中国政府は2025年11月中旬、国内の航空会社に対して日本行き便の減便を「当面の措置」として指示しました。報道によると、中国国際航空、中国東方航空、中国南方航空など大手6社が12月末までの出発便について手数料なしでのキャンセルに応じると発表。中国発日本行きの航空券は、全体の32%にあたる約49万件がキャンセルされたとの情報もあります。

この措置は2026年3月末まで継続される見込みで、背景には11月7日の高市総理による台湾有事に関する国会答弁があるとされています。中国政府は11月14日に「日本への渡航自粛に関する公告」を発出し、日本への渡航を控えるよう呼びかけています。

Xで話題沸騰!日本人の反応まとめ

この減便指示について、X(旧Twitter)では15,000件以上のポストが投稿され、様々な意見が飛び交っています。

歓迎する声

「中国発日本行の航空券、491,000件(全体の32%)がキャンセルされたと判明。よし!もっとキャンセルだ!」

「中国の大手航空3社、日本行きの便は無料でキャンセル・変更可能に。これは日本に罰を与えると思ってるんだろうけど、我々日本人からしたら嬉しいことなんだよね。最近は外国人観光客も中国人観光客も多かったからね」

観光地の変化を期待する声

「京都に10年近く行っていません。当時の京都旅行での清水寺の光景(外国人だらけ)が目に焼き付いているからです。皆さんも同じ思いをしていますか?事実、日本各地の観光名所は日本人観光客が減っているそうです」

「日本の観光消費額の76.2%は日本人が支え、外国人23.7%のうち中国人は5%のみ。その5%は中国人のせいで旅行を控えた日本人が余裕で補填できる金額です」

【今がチャンス】中国人観光客減少で空いてる穴場スポット10選

中国人観光客の減少により、今まで混雑していた観光地が比較的空いてきています。日本人が快適に楽しめる今こそ訪れたい、おすすめの穴場スポットをご紹介します。

【京都】静かに楽しめる穴場寺社

1. 大原 三千院(京都市左京区)

京都市内中心部からバスで約1時間。移動時間はかかりますが、その分観光客が少なく、苔むした庭園と静寂を心ゆくまで堪能できます。紅葉シーズンでも比較的ゆったり過ごせる穴場中の穴場です。

2. 雲龍院(京都市東山区)

泉涌寺の塔頭寺院で、情緒あふれる空間が魅力。悟りの窓から見える景色は必見です。清水寺などの人気スポットとは異なり、落ち着いて拝観できます。

3. 源光庵(京都市北区)

「悟りの窓」と「迷いの窓」で有名ですが、アクセスの関係で観光客が少なめ。特に紅葉シーズンは窓越しに見える紅葉が絶景です。

4. 妙覚寺(京都市上京区)

紅葉ライトアップの穴場として知られています。「とにかく空いている」「本当の穴場」「落ち着いて楽しめる」との声が多数。

【京都近郊】日本の原風景が残る里山

5. 美山町かやぶきの里(京都府南丹市)

京都市内から車で約1時間。外国人観光客がほとんど訪れない静かな山里で、かやぶき屋根の集落が残る日本の原風景を楽しめます。白川郷のような混雑とは無縁です。

【温泉】外国人観光客が少ない静かな温泉地

6. 湯平温泉(大分県)

インバウンドで賑わう由布院とは違い、古の温泉地・湯平温泉は喧騒とは無縁。自然に囲まれた山間で、鳥のさえずりや川の流れる音に癒されます。

7. 田沢温泉(長野県)

明治時代の文豪・島崎藤村が逗留していた温泉で、知名度が低く外国人観光客もほとんどいません。低温のお湯でゆったりとくつろげます。

8. 台温泉(岩手県花巻市)

「かくれ湯治町」とも呼ばれる古い歴史を持つ温泉地。昭和時代の風情が色濃く残り、素朴で昔ながらの温泉旅館が点在しています。

【その他】まだ知られていない絶景スポット

9. 四万十川(高知県)

日本最後の清流と呼ばれる四万十川。川沿いののどかな道を走りながら、増水時に沈む「沈下橋」を巡るのが定番。オーバーツーリズムとは無縁の静けさを楽しめます。

10. 庄内・最上エリア(山形県)

出羽三山や酒田など、緑豊かな日本の原風景が残る場所。訪れる外国人観光客が比較的少なく、ゆっくりと観光を楽しめます。

過去の類似事例から見る今後の展開

2012年 尖閣諸島国有化問題

2012年に尖閣諸島の国有化をめぐって反日デモが起きた際、中国人の訪日旅行者数は最大で30%減少しました。

2016〜2017年 韓国THAAD配備問題

韓国でのTHAAD配備問題では、中国政府が報復措置として韓国への団体旅行を全面禁止。韓国を訪れる中国人観光客は2016年の806万人から2018年には479万人へと40.6%減少しました。この葛藤は約3年間続き、韓国側の被害額は最大1兆5000億円に上りました。

日本の観光業界への影響と対策

野村総合研究所の試算では、渡航制限が続いた場合の経済損失は約1.8兆円とされています。ただし、観光消費額の約76%は日本人が占めており、国内需要で一定程度は補えるという見方もあります。

むしろ、オーバーツーリズムで日本人観光客が敬遠していた京都や鎌倉などの観光地が、この機会に「日本人に取り戻される」可能性があります。京都市では「京都観光快適度マップ」を公開し、混雑状況をリアルタイムで確認できるサービスも提供しています。

まとめ:今こそ日本人が国内旅行を楽しむチャンス

中国政府による日本行き航空便の減便指示は、短期的にはインバウンド観光業界に影響を与えますが、日本人にとっては「今まで混雑で敬遠していた観光地をゆっくり楽しめる絶好のチャンス」でもあります。

京都の穴場寺社、静かな温泉地、日本の原風景が残る里山など、今こそ訪れたいスポットは数多くあります。オーバーツーリズムから解放された観光地で、本来の日本の魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。

最終更新:2025年11月26日

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