格闘ゲーム界で急速に頭角を現したプロゲーマー翔選手。2025年初頭の結婚発表と世界大会優勝で「結婚バフ」という言葉までトレンド入りさせた彼の軌跡と、その背景にある支えについてご紹介します。
翔選手のプロフィール
翔選手は「ストリートファイター」シリーズを主戦場とする日本のプロゲーマーです。eスポーツチーム「FUKUSHIMA IBUSHIGIN」に所属し、JeSU公認プロライセンスを保有しています4。1997年頃生まれで、2022年時点では25歳でした。
プロゲーマーへの道のり
翔選手が対戦格闘ゲームを始めたのは2011年の夏頃で、格闘ゲーム歴そのものは長いものの、プロゲーマーとしては比較的若手に位置づけられます6。
プロの道は「SFL: Pro-JP 2021 トライアウト大会#3」で優勝したことでJeSU認定プロとなったことから始まりました4。当初は兼業プロとして活動していましたが、2023年4月に専業プロへと転向。この決断の背景には、「ストリートファイター6」の発売という大きな転機がありました。
「ナンバリングが変わるタイミングはトッププレイヤーも手探りから始まるので、このタイミングを逃したら自分の年齢を考えたとき、次のチャンスはないな」と考え、専業プロへの挑戦を決意したと語っています1。
格闘ゲームでの活躍
翔選手は「ストリートファイターV」時代から「リュウ」を使いこなす実力者として知られ、「日本最強リュウ」とも称されていました4。
専業プロ転向後の「ストリートファイター6」では本格的に才能を開花させ、サウジアラビア・リヤドで行われた世界大会「Gamers8 2023」で見事優勝1。国内外で一躍注目を集めるプレイヤーとなりました。
また、カプコン主催の公式プロチームリーグ「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024」にも参戦し、チームは上位進出を果たしています1。
結婚と「結婚バフ」
翔選手は2025年2月14日のバレンタインデーに、自身のXアカウントで結婚を発表しました2。この投稿には27,000以上の「いいね」が付き、多くの祝福コメントが寄せられました。
奥さんについての詳細は公開されていませんが、インタビューでは「妻は体調管理や食事のケアをしてくれて、メンタル面でも癒やしになっている」と語っており、翔選手の活動を支える存在となっていることがうかがえます3。
興味深いのは、奥さんも格闘ゲームに興味を持っているという点です。2024年10月には「彼女が格ゲーに興味を持ち始めた」として高性能ゲーミングモニターをプレゼントしたことを投稿していました3。また、大会前に「使用キャラクターを舞にするかどうか」という話で喧嘩をしていたというエピソードもあり、奥さんもゲームについてよく理解している様子がうかがえます。
結婚後、翔選手は「CAPCOM CUP 11」で見事優勝し、100万ドル（約1億5000万円）という高額賞金を獲得3。この一連の出来事から「結婚バフ」がトレンド入りするほどの話題となりました。
翔選手の人間性
もともとは「うずら」というプレイヤーネームを使用していましたが、2022年8月に本名に由来する「翔（かける）」へと改名。さらに2023年8月からは「かけちゃん」という愛称も使い始めています。
インタビューからは、翔選手の誠実な人柄も感じられます。座右の銘は「人間万事塞翁が馬」であり、社会人経験を通じてコミュニケーション能力を高めてきたと語っています1。
ゲームに対する取り組み方も非常にストイックで、「対戦中に疑問に思ったことや考えたことをメモするようにしていて、対戦後にメモを読み返したり、リプレイを見返しながら調べたりすること」を心がけているそうです4。
また、尊敬する選手として「ウメハラさん」の名前を挙げ、「格闘ゲームを始める前から知っていて、昔から考え方を参考にしています」と語っています4。
まとめ：結婚が後押しした飛躍
翔選手は格闘ゲーム界の若手ホープとして急速に頭角を現し、2025年の結婚を機にさらなる飛躍を遂げています。今やトッププレイヤーとして確固たる地位を築き、次世代の格闘ゲームシーンを牽引する存在となっています5。
奥さんのサポートも大きな力となり、「結婚バフ」という言葉が生まれるほどの活躍ぶりを見せている翔選手。今後もさらなる活躍が期待される注目選手です。
格闘ゲーム界の新たなスター、翔選手の今後の活躍から目が離せません。
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