2025年11月29日放送の日本テレビ系「ベストアーティスト2025」で、テクノポップ界の先駆者・Perfumeと、ジャニーズの人気グループSnow Manが新曲「カリスマックス」を披露したことが大きな話題になっています。番組トレンドは79万件を超え、Xでは「Perfume」46,260件、「カリスマックス」39,071件、「パフォーマンス」150,738件と、音楽ファンの熱い議論が繰り広げられました。

ベストアーティスト2025とは?
「ベストアーティスト」は、日本テレビ系で毎年放送される大型音楽特番で、その年を代表するアーティストが一堂に会してパフォーマンスを披露します。2025年の放送では、King & Prince、START◯R、Snow Man、Perfumeなど、幅広い世代のアーティストが出演し、5時間にわたる生放送で音楽ファンを魅了しました。
特に今年は、過去の名曲をシャッフルメドレーで披露する特別企画も組まれ、King & Princeが『青春アミーゴ』を忠実に再現するなど、世代を超えた音楽の祭典となりました。
Perfumeのパフォーマンスが感動的すぎると話題
Perfumeは、2000年代からテクノポップシーンを牽引してきた3人組ユニットで、プロデューサー・中田ヤスタカ氏による洗練された楽曲と、最先端のテクノロジーを駆使したステージで知られています。
今回のベストアーティスト2025では、Perfumeの代表曲メドレーを披露。青と白を基調とした未来的なステージセットの中、3人が息の合ったダンスとボーカルを見せました。Xでは、「Perfumeさぁあああああああああああああああああああああああああああああああああん😭😭」という感動のコメントが1.9万回表示されるなど、ファンの熱量が爆発しています。
Perfume番協の”神対応”が194万回表示でバズる

今回のPerfumeのパフォーマンスで特に話題になったのが、観客席の演出です。Perfumeの番組観覧席は、ファンクラブ会員番号2桁(つまり初期メンバー)の方々だけをサプライズで集めるという粋な計らいがされ、2桁の方々だけで観客席埋められるのがすごくない⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️と、194万回表示、3万いいね、1,130リポストの大バズりとなりました。
Perfumeのファンクラブは2000年代初頭から存在しており、会員番号2桁ということは約20年来の古参ファンということになります。番組スタッフがこうした長年のファンに感謝を示す演出をしたことで、「関係のない私がこれ」「なぜかコッチが涙」という共感の声が相次ぎました。
Snow Man「カリスマックス」とは?新曲披露に59,066件のポスト
一方、Snow Manは2020年にデビューしたジャニーズの9人組グループで、バラエティ番組への出演やアクロバティックなパフォーマンスで人気を博しています。今回のベストアーティスト2025では、新曲「カリスマックス」を初披露しました。
「カリスマックス」は、Snow Manの5thアルバム「音故知新」に収録されたデジタルシングルで、THE BEST 2020-2025にも収録されています。楽曲はアップテンポなダンスナンバーで、きらびやかなステージセットと9人のシンクロしたダンスが見どころです。
Snow Man公式アカウントも「🏆Best Artist 2025🏆 ご覧いただき有難うございました!#Happiness な #カリスマックス ナイトになりましたか⁉️🖤✨ 今宵の感想ポストお待ちしています🫶」と投稿し、20万回表示、9,709いいねを記録しています。
Xでの反応:「どっちも最高」vs「世代の違いを感じる」

今回のベストアーティスト2025では、Perfumeというテクノポップの先駆者と、Snow Manという新世代のジャニーズグループが同じ番組内でパフォーマンスを披露したことで、Xでは興味深い議論が巻き起こりました。
「どっちも最高」派の声
- 「Perfumeもカリスマックスもどっちも良かった!音楽に世代は関係ない」
- 「テクノポップの進化を感じる。Perfumeが切り開いた道をSnow Manも歩いている」
- 「同じ番組でこんなに違うテイストが見られるのが音楽番組の醍醐味」
「世代の違いを感じる」派の声
- 「Perfumeの洗練された世界観と比べると、Snow Manはまだ若いなと感じる」
- 「Snow Manのカリスマックス、正直よく分からなかった…」
- 「Perfumeはやっぱり別格。あの完成度は真似できない」
ただし、全体としては「どちらも素晴らしいパフォーマンスだった」という肯定的な意見が多く、音楽ファン同士の健全な議論が行われている印象です。
テクノポップの系譜:PerfumeからSnow Manへ
Perfumeは2000年代初頭にデビューし、中田ヤスタカ氏プロデュースのもと、「ポリリズム」「チョコレイト・ディスコ」「FLASH」などのヒット曲を生み出してきました。彼女たちの音楽性は、YMOや電気グルーヴといった日本のテクノポップの系譜を受け継ぎつつ、ポップスとして昇華させたものです。
一方、Snow Manの「カリスマックス」は、ジャニーズという枠組みの中でテクノ要素を取り入れた楽曲です。従来のジャニーズ楽曲はバラードやロック調が中心でしたが、近年はダンスミュージックやエレクトロ要素を取り入れた楽曲が増えており、その流れの中で「カリスマックス」も位置づけられます。
こうした流れは、Perfumeが切り開いたテクノポップの市民権が、ジャニーズという日本最大級のエンタメ集団にまで影響を与えた結果とも言えるでしょう。
過去のベストアーティストでのテクノポップ名場面
ベストアーティストでは、これまでにもテクノポップやエレクトロ系のアーティストが数多く出演してきました。
- **Perfume** – 2010年代を通じて何度も出演し、毎回最先端の演出でファンを驚かせてきた。
- **きゃりーぱみゅぱみゅ** – 中田ヤスタカ氏プロデュースで、ポップでカラフルな世界観を披露。
- **BABYMETAL** – メタルとアイドルの融合という新ジャンルで、海外でも高い評価を受けている。
今回のSnow Man「カリスマックス」も、こうした系譜に連なる新しいチャレンジとして位置づけられるでしょう。
まとめ:音楽シーンの多様性を象徴する夜
ベストアーティスト2025でのPerfumeとSnow Manの共演は、日本の音楽シーンの多様性と進化を象徴する出来事でした。Perfumeがファンクラブ会員2桁の古参ファンを招いて感動のパフォーマンスを届ける一方で、Snow Manは新曲「カリスマックス」で新世代のエンタメを体現しました。
Xでは79万件を超えるポストが投稿され、「どっちも最高」「世代の違いを感じる」といった様々な意見が飛び交いましたが、総じて音楽ファンにとって充実した夜となったことは間違いありません。Perfumeの洗練された世界観と、Snow Manのフレッシュなエネルギーが、同じ番組内で共存する。それこそが、日本の音楽シーンの豊かさを物語っています。


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